EFT初心者傭兵育成マニュアル外伝:タルコフ市商売往来
どーも、けんちゃんです。
今回はおまけ程度ですが、皆さんに物資を融通してくれる協力者「トレーダー」について解説していこうと思っています。
「Escape from Tarkov」にはいわゆるNPCである「トレーダー」という存在があり、トレーダーは武器や医薬品などの、レイドに必要な物資を販売したり、拾ってきたアイテムの買取をしてくれます。それぞれのトレーダーによって取り扱う物品も違うため、基本的には全員と深い関係を持つことになるでしょう。
これを読んでトレーダーが何を取り扱うのかを把握しつつ、彼らと良い共生関係を築いていきましょう。
Ver.12.9に対応
トレーダーの仕組み
まずはトレーダーの仕組みから見ていきましょう。
トレーダーには各々「ロイヤリティ」といった取引レベルが設定されています。「ロイヤリティ」はLv.1~Lv.4まであり、これが上がるほど取引できる物資の種類が豊富になっていきます。しかし「ロイヤリティ」を向上させるには数値は違うものの、共通した3つの条件があり、それをクリアしなければいけません。
1つ目の条件は「PMC Lv」で、PMCのレベルが一定値に達すると、この条件が解除できます。
2つ目の条件は「Reputation」いわゆる「評判」で、PMCへ依頼してくる「タスク」をクリアすると依頼主であるトレーダーからの信頼を得ることが出来、一定値に達すると条件が解放されるという仕組みになっています。
3つ目の条件は「取引額」でトレーダーから物資を買う、もしくは物資を売るとこの数値が向上し、一定値を超えるとで条件が解除されます。
この3つの条件を達成した時が、装備の質が大きく変わる時と言っても過言ではありません。何をやっていいのかが分からない人は、まずこの条件のクリアを目標にする事をお勧めします。
トレーダー紹介
Prapor
この人物はノルビンスク地域封鎖部隊駐屯地の補給准士官で、Tarkov市における紛争中にBEARオペレーターたちを支援する秘密条約を結んでいる様で、ある程度の物資を横流しできる権限を持っているとか。
主に東側の銃器や弾薬、手りゅう弾を取り扱っており、特に初めのうちは彼と接する機会は多いだろう。
買取は取り扱いと同じく銃器や弾薬、手榴弾だが買取額は高くないので、Mechanicに売り捌きたい。
Therapist
彼女はタルコフ中央市立病院の外傷治療部長で、タスクでのテキストを見るとどうやらTarkov市から逃げ遅れた一般市民を保護しているらしく、彼らを守るためなら時にはSCAVの抹殺を依頼してくるなど肝っ玉の据わった人物。
医療品や食料品を提供しており、彼女との取引は必須になる。
特に買取には熱心で、医療品だけでなく拾ったジャンク品を全トレーダーの中でも最高額で買い取ってもらえる。
Fence
彼に関しての情報は一切なく、分かっている事は彼は紛争が始まる前から、Tarkov市付近での匿名のアウトレットネットワークを構築していた事だけ。
取扱品は少し特殊で、プレイヤーが売却したものに利子を付けて他のプレイヤーに流す、といったもの。
「Flea Market」の実装によって運営からシェアを奪い取られる羽目になった。
Skier
元々は港湾の税関ターミナル職員であったが、紛争中にゴロツキを束ねて周辺地域をシマにした人物で、端的に言えばボスSCAV。その立場故に他トレーダーと仲が悪いが当人は気にしていない模様。
取扱品は多種多様な武器パーツで、一部の品を除いた大部分のパーツがここで手に入る。
買取も同じく武器パーツと意外にも防具類も買い取り、取引額も一番高いという中々に太っ腹な金の亡者である。
Peace keeper
彼は国連平和維持軍から派遣された補給将校だが、実際はPKOをサボって盗品等の少額取引に精を出していたり、Skierと手を結んで違法操業をしていたりと黒い噂は絶えないが、一方で国連軍の評判を気にしつつ、かなりの頻度で諜報活動を行っていたりもする謎の人物。
クエストの金払いがダントツに良いので謎とかどうでもいい
取扱品は主に西側の武器弾薬や装備品で、彼だけドル札での支払いになる。
いろんなものを買い取ってくれるが、買取額はそうでもないので別の人に捌こう。
Mechanic
元化学プラントの現場主任で、人との接触を避ける天才肌のガンスミス。寡黙そうな人物だが、他トレーダーとの親交も深く、顔が広い。今は趣味と実益を兼ねて銃器や機器の修理業などを営んでいる。
クエストでとんでもない量のたばこを要求してくるヘビースモーカー
取扱品は主に銃器のフレームなどの武器パーツで、ロイヤリティが上がるにつれて強力なパーツを取り揃える。
買取に関しては銃器を一番高額で買い取り、Skierが取り扱わないパーツも最高額で引き取ってくれる。
Ragman
元はTarkov市郊外にある大型ショッピングモールのディレクターで、今は服飾や防具類を取り扱っている。買ってくれれば誰でも「顧客」をモットーにする根っからの商人気質な人物ではあるが、タスクの口ぶりを見ると結構気さくそう。
防具やヘルメットなどの着用する装備品を取り扱っており、ロイヤリティを上げておけばアーマーなどの供給も簡単になる。
買取は服飾関係だが、何故かSkierの方が高額で買い取るので彼に捌こう。
Jager
プリオゼルスキー保護区の森林狩猟施設で働いていた人物で、今もSCAVから保護区を守るハンターとして活動している。過去のSCAVの残虐行為から彼らを毛嫌いしており、SkierやPeace keeperのタスクをこなすと、彼からの評判が下がったりする。実は短期間ではあるが化学プラントの元警備主任だったそうで、早い段階でTerra Groupの思惑に気付いていたようだ。
タスクでPMCを酷使して人体実験をするのはマジでやめろ
ショットガン系列のパーツや、手術キット、一部光学機器も取り扱っている。
買取に関してはあまり期待しない方がいい、別のトレーダーに捌こう。
売却先の最適解
売却に関しては、「Therapist」がジャンク品と医療品、食料品、「Ragman」が防具や服飾系を、「Mechanic」が光学機器等の武器パーツ、銃器本体や弾丸を最高額で買い取るので、基本的にこの3人に売り捌くのが効率的です。
しかしながら彼らは「Flea Market」の取引情報は認識していないため、Therapistが1万RUBで買取する物資が実は20万RUBの物資だったという事もあります。
ですので物資を拾った際には、「Flea Market」で相場を覚えるついでに、一度確認してみることをお勧めします。
次回はいよいよ戦闘編、お楽しみに。