EFT初心者傭兵育成マニュアル:神器改造譜
どーも、けんちゃんです。
今回は「Escape from Tarkov」の醍醐味でもある「武器改造」についての紹介をしようと思います。
EFTでの武器改造は、基本的には武器の「扱い易さ」を向上させるために行います。
この「扱い易さ」を測る上で重要なのが、「精度」と「反動」、「エルゴノミクス」で、この3つの数値が「扱い易さ」の基準になります。
これらは武器のパーツによって数値が変動するため、パーツ選択はレイド前の重要な準備になります。
そこに「スコープ」や「ダットサイト」といった「照準器」
「レーザーサイト」や「フラッシュライト」といった「光学機器」
「サプレッサー」等の「消音器」
これら装備品によって「武器の総合性能」が決まる、という事です。
武器改造の数値
精度
武器(正確にはバレル)には固有の「精度の数値」があり、これは「どれだけ弾が正確に飛ぶか」を表す数値で、数値が低い値であるほど精度が良くなります。
「精度」を向上させる主なパーツは「バレル」になっています。
反動
「反動」には「縦反動(Vertical)」と「横反動(Horizontal)」の2つがあり、集弾率や狙撃の際のスコープの跳ね上がりに関係します。
「縦反動」は銃口の跳ね上がりを抑制する数値で、数値が低い値であるほどリコイルが小さくなります。
「横反動」は銃口の横ブレを抑制する数値で、数値が低い値であるほど集弾性能が上がります。
「反動」の性能を向上させる主なパーツとして、
マズルブレーキ
ストック
フォアグリップ
の3つがあります。
エルゴノミクス
基本的に武器の「エルゴノミクス」は「ADS速度」と、「ADS時のスタミナ消費」の2つの行動に関係する数値です。
「ADS」とはいわゆる照準器を覗く事で、エルゴの数値が高いほど、この速度が向上します。
https://gamepedia.cursecdn.com/escapefromtarkov_gamepedia/8/8d/Aim_Down_Sights.mp4*1
ダッシュやジャンプを行うとスタミナを消費するが、エルゴの数値が高いほど、ADS時のスタミナの消費が少なくなります。
「エルゴノミクス」の数値を向上させる主なパーツは
ハンドガード
ピストルグリップ
の2つがあります。
今回は大まかに分けましたが、フォアグリップでもエルゴノミクス寄りの性能をしていたり、ハンドガードで反動制御を強化できるといったものも多くあるため、パーツを拾ったりした時は、覚えるついでに見てみましょう。
武器装備品
照準器
基本的に、スコープやダットサイト自体に銃本体の性能を向上させる数値はありませんが、照準器は重要な装備です。
銃自体についているアイアンサイトはどうしても見づらいもので、特にフルオート時はマズルフラッシュも相まって何も見えなくなることが多々あります。
そういった場合にダットサイトなどを利用すると、視認性が良くなり、結果的に命中率が変わります。
スコープは知っての通り、遠くの敵を捕捉することが出来ます。スコープにはそれぞれ1-6や1-4、といった倍率表示があり、何も書いていないものは固定倍率なので確認しましょう。
個人的な照準器の選び方として、「画面占有率が低い」といった要素を基準に選択しています。
オススメのダットサイトは「PK-06」
スコープは「Valday PS-320」
この辺りのサイトは視界の妨げになることもないため使い勝手が良いです。
光学機器
フラッシュライトは主に暗所での視界確保や、敵に対する目くらましに使用されます。特に暗視装置を付けた相手には効果的で、光によって相手の視界を完全につぶすことが出来ます。
しかしながらライトの光によって敵に位置を知らせてしまう事が多いため、夜間の近接戦闘時以外はあまり使用されていないのが現状です。
レーザーサイトはヒップファイア(腰だめ撃ち)時に、ポインターによる照準が可能になる装備です。装備の性能にもよりますが、通常のレーザーサイトに加えて夜間戦闘時用のIRモードもあるので、使い分けていきましょう。
レーザーサイトは、相手に素早く敵に照準を定めることが可能ですが、フラッシュライト同様、壁等に映ったポインターは相手からも視認できるため、使いどころが難しい装備になっていました。
最近の検証によると、レーザーサイトを起動している場合にヒップファイア時の「命中精度」が上がるという報告が確認されており、これは先述したIRモードでも適用されているとの事なので、敵にポインターを悟られないようにしつつ恩恵を得る場合は「IRモード」での運用を推奨します。
消音器
サプレッサーは発砲音を減衰させる装備で、発砲音が通常時より聞こえづらくなり、位置を悟られにくくなります。
他にもマズルフラッシュを抑制する効果や、反動制御を向上させる効果がありますが、反面エルゴノミクスの低下や、銃身長が長くなり室内で銃が引っかかることもあるため、使用する場合には場所を吟味する必要があります。
また、装着したからと言って完全に発砲音が消えるわけではなく、あくまで距離が遠い場合に聞こえづらくなるだけで、50m程度では普通に聞こえるため、過信は禁物です。
次回はこれまでの話を踏まえて、装備のテンプレートを紹介していきます。