EFT対人戦闘マニュアルPart.2「置きエイム」
どうも、KiEEeです。
今回は次回の続き、「置きエイム」についての解説です。
「Escape From Tarkov」において飛び出しは有利と解説しましたが、ルールを理解すれば、置きエイムもまた強力であることが分かる事でしょう。
置きエイム
置きエイムは、”あるルール”を守れば基本的に有利です。
「置きエイムの弱点」
とは、
「飛び出し側に先に発見された後にこちらが撃ち始めるしかない」
ということです。
そこで、「強い置きエイム」をする必要が出てきます。
それにはまず、相手からグレネードが来ても安全に退避したり、飛び出し決め撃ちをくらったときに隠れられるように、
「退避できる遮蔽のある場所から置きエイムする」
のが一番の基本です。
「強い置きポジション」にはいくつか共通点があります。
マップごとに強い置きポジがありますが、全て列挙するより共通するその3つの性質を紹介します。
ミリ置き/ピクセル置き
置きをする時に、壁と壁(もしくは遮蔽物)を利用すると敵が飛び出してきたとしても
自分の姿は飛び出した敵からほぼ一瞬しか見えない状況
を作り出すことができます。
特殊な遮蔽物を使った予想されにくい置き
予想されない置きとは、Labの仕切りを使っての伏せ置きをしたり、
箱の上に乗った状態の置きの事を指します。
敵がやり手でマップを理解してる相手だと、聞こえている音の情報で「敵がどんな置きをしているか」逆探知されて決め撃ちを喰らう可能性は常にありますが、大半のPMCに対してこれらの置きは強力です。
オフアングル(意表を突くポジション)
先程遮蔽のある場所から置きエイムするべきと述べましたが、
”相手は遮蔽のある場所にいるのが普通だろう”
というこの常識を逆手にとって、
”逆に遮蔽のない廊下の途中などからの置き”
をすることで、相手の不用意の時間分の有利で撃ち勝つことがある場合もあります。
本来このような位置は弱いはずですが「相手の裏をかく」という
「心理戦で勝つポジション」
も時には有効になるでしょう。
あくまで裏の手なのでよく考えて使うべきです。
以上が基本的な強い置きエイムですが、
もし「相手がピーク(覗き)などでこちらを一度視認したとき」や「予想されやすい位置」の場合敵が決め撃ちをしてくる可能性に注意しておきましょう。
決め撃ちが来たら逃げるしかありません。その一瞬の判断も技術の一つと言えます。
逃げ撃ち
強い置きエイムに合わせて、「逃げ撃ち」ができるようになれば一段と生存率が上がります。
これは置きエイムに限らずとも、遮蔽の方向に移動しつつ弾を撃つ技術です。
逃げ撃ちはADS、腰だめ撃ち関係なく生存率を上げる技術です。
上述のミリ置きと組み合わせればかなり効果を発揮することでしょう。
置きエイムだけでなく、突然の接敵での腰だめ撃ち等の状況でも移動しながら撃つことは、
「被弾しにくくしつつ、射撃する」
ことを可能にする強力な技術の一つです。
M4、HK416、MP7、ASVALなどの発射レートの高い武器ほど、逃げながら多数の弾をばらまけるので逃げ撃ちにおいてより有利になるでしょう。
ただし、逃げ撃ちをするとタルコフの仕様で、
「右に動きながらだと左に、左に動きながらだと右にエイムがずれる」
ので、オフラインなどで逃げ撃ちをしてみてズレを補正できるようになっておきましょう。
逃げの判断
逃げ撃ちの重要さは理解していただけたと思います。
この逃げ撃ちだけでなく、QuattroAce的に負けないように立ち回るためには、不利な状況において撃ち合わずダッシュで回避するのも重要な技術です。
敵が予想しない位置にいた場合や思ったより多い場合に、近くに遮蔽があるならすぐに90度横に向いてダッシュで逃げるようにしましょう。
一瞬の判断力が問われますが、できればより生存率は上がるでしょう。
次回は「情報取り」についての解説になります。