EFT初心者傭兵育成マニュアル:タルコフ・アナトミア
どーも、けんちゃんです。
今回は「Escape from Tarkov」での「外傷関係」と「医療知識」を紹介していこうと思います。
EFTでは攻撃された際、被弾した場所に応じた部位の体力が減り、破壊されることで様々なデメリットが発生します。
その際に使うのが、いわゆる「治療キット」
これで「部位体力」を回復する事が出来ます。
(銃創を治す治療器具って何ですかね...?)
しかしながら、このゲームにおけるダメージやデメリットというのは多種多様です。
しっかり覚えるために、まずは「部位破壊」、そのあとに「状態異常」を紹介していきます。
追記
Ver.12.8から追加された治療器具、状態異常等の解説を追加
部位破壊のデメリット
部位にダメージを受け、部位体力が0になってしまうと「破壊」「全損」と言われる状態になり、行動に様々なデメリットが生じます。
さらに破壊された部位にダメージを受けると、部位ごとの倍率で全身にダメージを受けてしまいます。
それらデメリットも、部位ごとに特徴があるので、見ていきましょう。
頭部/胸部
頭部と胸部を破壊されてしまうと「死亡」してしまいます。出血によって破壊された場合「死亡」を免れる場合もありますが、再びダメージを受けた際は「死亡」します。
右腕部
破壊されると、アイテムの使用やアイテムを漁る速度が50%低下、武器のリロードや構え、ADS速度は67%低下してしまいます。破壊された右腕部に再び被弾すると、0.7倍率で全身の部位に均等にダメージを与えます。
左腕部
破壊されると、アイテムの使用やアイテムを漁る速度が67%低下、武器のリロードや構えの速度は50%低下してしまいます。破壊された左腕部に再び被弾すると、0.7倍率で全身の部位に均等にダメージを与えます。
腹部
破壊されると、エネルギーと水分の消費が大幅に増大し、脱水や倦怠感を招きます。破壊された腹部に再び被弾すると、1.5倍率で全身の部位に均等にダメージを与えます。
脚部
左脚、右脚部を問わず、破壊されると歩行速度が45%低下、ダッシュ不可、ジャンプの高さが低下し、両足の破壊で歩行速度が90%低下、ジャンプ不可が追加されます。破壊された脚部に再び被弾すると、1倍率で全身の部位に均等にダメージを与えます。
状態異常
被弾部位が破壊される事で起きるデメリットは説明しましたが、それ以外にも、確率ではありますが「状態異常」といった「デバフ」のようなものも受けてしまうことがあります。種類も結構ありますので、1つずつ解説していきます。
軽い出血
部位に攻撃を受けた際に確率で発生する状態異常で、6秒ごとに全身に部位ダメージを受けてしまいます。これを治療するには、止血効果のある治療器具での処置が必要です。
大量出血
部位に攻撃を受けた際に確率で発生する状態異常で、4秒ごとに全身に部位ダメージを受け、更に地面に血痕を残します。これを治療するには、特別な止血効果のある治療器具での処置が必要です。
生傷
これは大量出血状態の部位を止血処置をした際に発生する状態異常で、ダッシュやジャンプ、高所からの落下などによって、確率で出血状態が再発します。この状態から240秒経過するとこの状態異常は自然回復します。
骨折
攻撃を受けた際、または高所から落下した際に発生する状態異常で、部位の破壊と同じデバフを受けてしまいます。骨折の回復が可能な治療器具によって回復することが出来ます。
鈍痛
ダメージを受けた際に発生する状態異常で、視界が暗くなります。時間経過で自然回復しますが、鎮痛剤などを使う事で一時的に無視することも可能です。
挫傷
頭部に攻撃を受けた際に発生する状態異常で、視界の揺れや耳鳴り、聴覚へのデバフなどが発生します。発生から時間経過によって、徐々に効果が薄れていき、60秒程度で完全回復します。一部鎮痛薬によって無効化することが出来ます。
震え
状態異常が回復できていない場合に発生する状態異常で、視界の揺れが発生します。鎮痛剤での一時的な無視は可能ですが、起因する状態異常が回復されるまで、この状態異常は回復しないため、早めの治療が必要になります。
脱水
体内水分が残りわずかになると発生する状態異常で、時間ごとの水分消費が激しくなり、体内水分が0になると、3.5秒ごとに3ポイントのダメージが全部位に与えられます(3.5秒で21ダメージ)。水分を補給することで回復します。
空腹
エネルギーゲージが残りわずかになると発生する状態異常で、視界が暗くなり、すべてのアクションが20%遅くなります。完全に0になると、追加で2秒ごとに全身に1ポイントのダメージを受けます。食料の補給などで回復します。
医療品
これまでに紹介したような「部位のダメージ」「部位の破壊」「状態異常」を回復するために必要なものが「医療品」です。医療品にはそれぞれ「使用回数」が決まっており、回数分使用すると消失してしまいます。
医療品にはアイテムごとに使用用途が記載されているため、詳しく知るときにはアイテムを参照しておくといいでしょう。
余談ではありますが、装備欄を開いてアイテムを押して...といった悠長なことをせずとも、ベストやポケットの中にある状態なら、あらかじめ数字キーを割り振ることで即座に使用が可能で、特に回復アイテムを使う時は、時間が惜しい状況が多い事でしょうから、事前割り当ては非常に有効です。治療に使う物品は1~2マスのものも多いので、積極的に活用しましょう。
余談ですが、治療キットやその他アイテムは、使用モーション中に左クリックで使用をキャンセルできるので、頭に入れておきましょう。
同じ効果の物品でも種類も多いので、基本的な物品の特徴を中心に紹介していきます。
止血・治療キット
これらは主に出血時の止血処置や、部位ダメージの回復を目的に使用される医療品で、いわゆる「回復薬」的立ち位置の物品です。
これらの物品には「耐久力」が表記されており、その数値分の部位ダメージを回復できるという仕組みになっていて、使用していくと当然数値が減っていき、最終的に消失します。
さらに医療品には止血効果がある物品もあり、使用するとダメージの回復と同時に止血処置もできる優れものなので、レイドに行く際は必ず所持したい。
しかし止血が可能な治療キットには、「止血可能耐久力」が表記されており、これを下回る耐久力の物品は、使用しても止血が出来ないので注意。
大量出血の治療器具
Ver.12.8から追加された大量出血はただの包帯や、治療キットでの止血が出来ない為、専用の治療器具、または治療可能な物品が必要になりました。
Esmarch tourniquet
CALOK-B Hemostatic
ギプス
これは「骨折」治す物品で、これを使うと即座に「骨折」が治ります、不思議ですね。
手術キット
これは頭部と胸部以外の「破壊」状態の部位を治療するための物品で、使用時間は長いものの非常に有用な医療品です。
物品の種類としては「CMS」と「Surv12 kit」の2種類があり、それぞれ特徴が違います。
鎮痛剤
これは鈍痛や骨折、部位の「破壊」などのデメリットを一時的に無視できる薬で、これを飲んでから効果時間が終わるまで、足が破壊されてもそのまま走れるといった芸当も可能になります。さらには使用後に視界のコントラストが上がり、索敵の一助になります。
これらを利用して、常にキマッてる状態でレイドするといった戦法が非常に有効なので、活用していきましょう。
おすすめの医療品
おすすめの治療キット
治療キットに関しては、基本的に止血効果があって占有マスが2マス以下の治療キットがオススメではあるのですが、実は治療キットにはゲーム内に明記されていないものの、「1回の使用で回復できる最大値」が物品ごとに設定されています。
2マスの空きがあるなら、耐久力も高く、どの部位に攻撃されても回復可能な「Salewa」を選択するのが賢明です。
おすすめの鎮痛剤
鎮痛剤の説明時に、キマッてる状態であれば突如攻撃され、足を破壊されてもそのまま走って逃げられる、さらには鎮痛効果が発生している間は、画面のコントラストが上がり、索敵がしやすいという事は説明しました。
しかしながら通常の鎮痛剤では4粒入りで1粒170秒と、長いとは言い難い性能。
そこで使われるのが「Ibuprofen」「Vaseline」「Golden Star Balm」の3つです。
これらは使用回数も多く、1粒当たりの効果時間も3倍近く長いので、非常に有効な選択肢です。さらには効果時間に対するコスパも全然悪くないので、通常の物よりむしろ安いまであります。
Therapistの取り扱いは無いですが、フリマに出回ってるので是非買いましょう。
(安いと言えど単品としては高いのは確かですので、コンテナに入れて使いましょう)
オススメは「Golden Star Balm」で、効果の長い鎮痛剤は総じて水分やエネルギーを減少させるデメリットがあるのですが、むしろ空腹ゲージが増えます。
注意事項と特別な指示:外部使用のみを目的としています。
こいつ喉にでも塗ってんのか。
次回は武器改造の数値の解説を予定しています。