EFT初心者傭兵育成マニュアル:アーマー解体新書
どーも、けんちゃんです。
今回は皆さんの命を守る「アーマー」について紹介していきます。
「Escape from Tarkov」において、アーマーはバイタルゾーン(頭部と胸部)やその他部位を弾薬から守る重要な装備です。アーマーについての正しい知識は生存率に大きく影響するので、しっかり覚えて鉄壁のガチガチPMCになりましょう。
アーマーの数値計算はかなり複雑である為、今回は海外配信者のVeritas氏の作った携帯用アプリ「Tarkov Battle Buddy」を基に説明していきます。
アーマーの基本
前回の「弾薬」編でも説明した通り、戦闘に於いて最も重要なことは
「いかに素早く敵のバイタルゾーン(頭部or胸部)を破壊するか」
であるため、こちらもバイタルゾーンを守る必要があります。
頑丈なアーマーを着るという事は、撃ち合いになった際、攻撃を受けた際に、
「自身のバイタルゾーン全損までの時間を稼げる」
という事です。
このタルコフというゲーム、特に始めたての慣れない内は「どこから撃たれているか分からない」時があり、パニックになってしまったりするのですが、頑丈なアーマーを着ておくと、そんな不意打ちから命を救ってくれます。
そしてアーマーに関する重要な知識として
「アーマー被弾時に防御能力が低下する」
という部分があります。
このゲームでは、アーマーの保護部位に着弾した時に、弾薬の貫通力と防具のClassを中心とした数値によって「貫通」か「防弾」の確率計算が行われるのですが、被弾し続けると、後述する「Armor Point」が削られ始めるのに比例して、防弾性能が低下し始めます。
ですので、生存して帰ってきたときは必ず修理してから再使用しましょう。
しかしながら、例えば「Armor Point」が0になってしまった6B13を修理して、耐久力24まで回復させても、「貫通確率は変わらない」、つまり「Armor Point」が最大値であっても最大値が24であれば「耐久力24の性能しか発揮されない」という事で、Class評価本来の防弾性能を発揮できない場合がありますので、注意しましょう。
アーマーの防御力
アーマーの「防御力」を見る際に、注目すべき点は大きく分けて3つあります。
それは「Class」「Armor Point」、「保護部位」です。
「Class」は「防弾性能」の事で、Class1~6まであり、この数値が大きいほど、防弾能力が高い、という事になります。アーマーそのものの堅さを見る上では最も重要な数値であり、この数値の高さが「防御力の基準値」になります。
「Armor Point」は「アーマーの耐久力」を表す数値で、この数値が0になってしまうとアーマーは機能しなくなります。
先述した通り、
「被弾時に貫通or防弾の確立計算が起きる」「アーマーは削られるほど防御能力が低下する」
ため、この数値の最大値が高いほど、
「被弾時に確立計算できる回数が多い」「被弾後に防弾能力を維持できる」
という事になります。
「保護部位」は、基本的にはヘルメットが「頭部」、ベストが「胸部」と「バイタルゾーン」の保護をしています。
各部位に被弾し、被弾箇所が黒くなる、いわゆる「全損」状態になると、その部位に応じた、行動に関してのデバフが発生し、戦闘に支障が出始め、バイタルゾーンが全損すると「死亡」します。
さらには「全損」した部位にさらに被弾すると、受けたダメージが全身に伝播し、アーマーでバイタルゾーンを保護しているにも関わらず、バイタルの「全損」を招くことになります。
この保護部位の範囲が多いほど、各部位の破壊を防ぎやすい、逆に言えば「Armor Point」が削られやすいという事です。
有用なアーマー
基本的にPvP、PvE問わずClass4以上のアーマーはかなり有用です。
Class4を貫通させるには、5.45×39mmBT弾や5.56×45M856A1等のある程度の貫通力を持つ弾薬でなければならない為、大半のSCAVの装備に対して十分な防弾能力を持ち、強い装備のPMCと正面から撃ち合わない限りはPvPでも最低限の防弾性能は持ち合わせています。
ここからは主にPvP可能でコスパもいい防具を主に紹介していきます。
ヘルメットの基本
ヘルメットは頭部を守る重要な装備で、頭部への銃弾の直撃や、狙撃からある程度身を守ってくれます。
ヘルメットの保護部位には、「頭頂部(Top)」「後頭部(Nape)」「耳(Ears)」「顔面(Eyes)」「顎(Jaws)」と5種類あり、ヘルメットごとに保護部位が記載されています。
さらにヘルメットには装備や付属品の着用が可能なものがあり、特に顔面への着弾を防ぐ「バイザー」
敵の足音を聞きやすくする「ヘッドセット」などの装備は、PvPにおいても重要なものになっています。
ヘルメットの特徴
ヘルメットは基本的に、と大きく分けて3種類に分かれ
①「ヘッドセットが着用可能でバイザーの無いヘルメット」
②「ヘッドセットが着用不可でバイザーのあるヘルメット」
③「ヘッドセットが着用可能でバイザーのあるヘルメット」
といった風にそれぞれ特徴があります。
①コスパがよく、敵の足音などを感知するためのヘッドセットを同時に着用することが出来ますが、バイザーが着けられないため顔面へのダメージを防ぐことが出来ません。
②バイザーを付けることで頭部ほぼ全てを防御することが出来き、Class5やClass6などの高い防御力を誇る品もありますが、耳が覆われて音が遮られるため、索敵に支障が出る場合があります。
③バイザーとヘッドセットを着用出来るヘルメットではあるのですが、①のヘルメットと比べるとコストは比較的高い場合がほとんどです。
装備選択の考え方
Twitterや動画などのコメントでもよく見かける
「序盤にお勧めのアーマーってなんですか?」
という問い、はっきり言ってしまえば
「序盤中盤後半関係なしに死にたくなかったらClass5着ろ」
といった答えに帰結するのですが、「Gen4 Assult」と「Altyn」を着て「マカロフ」だけ持っていく、といった事は誰に言われずとも「やらない方がいい」と知っていますよね。
その考え方は正しいもので、マカロフといった「SCAVに対抗出来る最底辺の武器」と、AltynやGen4といった「PvPで有利な防具」は噛み合いません。
PvPが目的であれば武器も防具も弾薬も強く、軽く金を稼ぐためにReserveに行きたいならピストルに強い弾薬だけ詰める、といった風に装備は
「何をするのか」
で決まってくるのです。
次回は医療関係お話を予定しています。